• 木の枝に白くて丸いのがたくさん付いてます

  • 2016.09.20

  • カイガラムシの殻(蝋燭のロウのようなポツポツ)が付着していると考えられます。

    カイガラムシは吸汁性の昆虫で種類も多く、種類によって形態や習性、被害の状況も異なります。多くのカイガラムシは体長2〜3mmで、大きいものは約10mmになります。貝殻のような硬い殻で覆っているタイプや、体の表面に白い粉状の物質をつけるタイプ(コナカイガラムシ類)、ロウ状の物質で体が覆わ れたタイプ(ロウムシ類)がいます。

    枝などに群生し、幼虫・成虫ともに針状の口を樹皮に刺して樹液を吸いますので、放置しておくと樹木の生育不良を引き起こすことがあります。対処法としては、幹や枝に虫を見つけたらブラシなどでこすり落として取り除くか、冬季にマシン油乳剤を散布します。